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診療の案内
栄養管理
健康で長生きするために最も重要なのは食餌であるといっても過言ではありません。正しい知識を身につけ、適切なフードを選択することが重要です。
当院では良質なフード、サプリメントを多数取り揃えております。年齢、症状によって使い分ける必要がありますので、お気軽に獣医師にご相談ください。

療法食について
療法食とは、動物病院で獣医師が処方する特別な食事です。特定の症状や病気に対して、成分や原料が調整されたフードのことです。症状に合わせて栄養バランスが考えられており、疾患の進行を抑制するだけでなく、体質改善のために配慮して作られています。
大切なペットが健康で長生きするには、良質なペットフードを与えてあげることが大切です。年齢、体質を考慮して最適なペットフードを与えてあげましょう。
ライフステージによるフードの変更
栄養要求はライフステージによっても大きく変わります。ライフステージに合ったフードを正しく選択しましょう。

授乳期から離乳まで
生後3~4週間が授乳期間です。この期間は母乳が正常に出ていれば、それだけで十分な栄養が供給されます。授乳期の後半になると成長した子犬(猫)の栄養要求量も増すため、人口哺乳も併用すると良いでしょう。

パピー・キトン期
生後5週齢ごろには離乳をさせます。この時期は体重1 k あたり成犬・猫の約2倍の栄養を必要とします。栄養価の高いパピー・キトン期用のドライフードをふやかして与えます。移行期は成長期用のウェットフードを与えたり、粉ミルクをかけて与えても良いでしょう。成長とともにふやかす水分を少なくし、フードを噛んで食べる習慣を付けさせていきます。フードは1日4回ぐらいが目安です。小型犬や猫で3~4ヶ月齢まで、大型犬で5ヶ月齢ごろまでがこの時期にあたります。

ジュニア期
パピー・キトン期~小型犬や猫で10ヶ月ごろまで、大型犬で14ヶ月ごろまでがジュニア期です。この時期は成犬・猫よりも栄養要求が多いですが、パピー・キトン期よりも栄養要求量が少なくなるため、同じフードを与えていると肥満や骨格の発達に悪影響を与える危険があります。フードは1日2~3回が目安です。

成犬・猫期
ジュニア期~6歳頃までがこの成犬・猫期です。多くのドッグフードやキャットフードはこの時期に適した栄養バランスに調整されています。太りにくいようにカロリーを制限したものや食物アレルギーに配慮したのも、尿路疾患予防の効果があるものなども選択できます。今後、病気を患い、療法食を与えなければならない状況になることもあるので、各疾患に対しての療法食も製造しているメーカーのフードを健康な時から与えておくと、いざと言うときにフードの切り替えがスムーズに行えます。フードは1日1~2回が目安です。

シニア期
7歳以降がシニア期です。特に犬では、年を重ねるとともに筋肉量が減少し栄養要求量は減少することが多いため、筋肉量を維持するため成犬期よりもタンパク質量を増やし、さらにカロリーを制限したフードが理想的です。また、シニア期には心不全や腎不全などの内臓疾患のリスクが増加するため、それらの疾患予防のため塩分を成犬・猫期より減量することが望まれます。シニア期に増加する関節炎に配慮し、関節保護成分を配合しているフードを選択することも可能です。
健康状態によるフードの変更
バランスが良く、良質の食材で作られたフードは様々な病気を予防してくれますが、何らかの病気を患ってしまった場合も食餌が重要な働きを担います。フードを療法食に変更しただけで完治できる病気もあります。療法食は獣医師の診断をもとに処方されます。飼い主様の判断で購入することはできません。
療法食の種類
食物アレルギー用
アレルギーを起こしにくい材料で作られている食物アレルギー疾患用フード。
尿路結石用
尿路結石を溶かす、または予防するために結石の材料となるミネラルを制限し、尿のpHを調節する効果のあるフード。
肝臓・心臓・腎臓疾患用
タンパク質やミネラルの配合を調節した肝臓・心臓・腎臓疾患用のフード。
消化器疾患用
消化吸収率を高め、弱った胃腸にもやさしい胃腸炎用のフード。
減量用
食物繊維を増やし、脂肪を減らすことで、満腹感を得ながら、カロリーが制限されている減量用フード。

サプリメントについて

サプリメントはペットがより健康に長生きするために必要なものです。
不足しがちなビタミンやミネラルを補ったり、皮膚病、関節障害、肥満などその病気の症状を緩和するために使います。
目的に応じて、サプリメントを選びましょう。

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